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葬儀のいろは
2022.01.21

一周忌で渡すお布施のマナーとは?法要の表書き、名前の書き方を解説

一周忌法要・法事を僧侶・お坊さんにお願いするときにはお礼としてお布施を用意する必要があります。
このお布施の袋には何を書けば良いのでしょうか。遺族の中には喪主や施主になることが初めての方は不安に感じることもあるでしょう。
またその際、気を付けるべき事はあるのか、お布施に関してもお坊さんに失礼のないしっかりとしたマナー・作法を心得て、準備しておきたいものです。そこで今回はお布施の表書きや書き方についてお伝えしてまいります。

【目次】
1. お布施を包む意味
2. お布施の袋には何を書くのか解説
3. お布施の袋に書くこと、入れ方の注意点
4. 「御車代」「御膳料」も心得ておきましょう
5. お布施の渡す際のマナーやタイミング
6. まとめ

1. お布施の意味

お布施はお葬式や一周忌法要・四十九日法要などで寺院や菩提寺から僧侶・お坊さんに来ていただき、読経や戒名を頂くことサービスに対する料金、金額、費用などの謝礼という意味だと思っている方が多いかもしれません。確かに現代においては、実質的にそういう意味合いとなっていることは否定出来ませんが、本来のお布施の意味は違います。また宗旨宗派によって異なる目安金額があるという意味でもそう捉えてしますケースもあります。

本来のお布施とは、自身が悟りの境地に達する為の修行のひとつであり、噛み砕いて表現しますと「誰かの利益になることの為に何かをして差し上げること」です。そのため感謝の気持ちをもって、自らが包み、施すことが大切な意味を持っています。

お布施という修行のことを「布施行(ふせぎょう)」と言いい、色々な種類があるのですが、金品を施し与える方法を特に「財施(ざいせ)」と言います。お坊さんにお渡しするお布施を包んで、この布施行のうち財施にあたるものです。
したがって、布施は本来であれば読経や戒名を授けるサービスのための対価ではなく、お寺から請求されるものでもありません。自分のために行うものであるということになります。この為、寺院によっては「戒名料」や「読経料」といった言葉に強く嫌悪感を表わすところもありますので注意しておきたいところです。お布施の金額を訪ねたり相談した際に「お気持ちで」と返答があるのは本来のお布施の意味通りになりますので、隠しているわけというわけではなく、もともとルールや決まりがあるわけではないためです。

2. お布施の袋には何を書くのか

仏教の教義で決まっているわけではありませんが、一般的に、昔からの習わしとしてお布施の袋に書くべきことはある程度決まっていますので終活全般の知識として確認しておきましょう。
ここからは封筒の表に書く文字、これを表書きと言いますが、その表書きの書き方から解説します。またお名前の書き方、包む金額、封筒の選び方まで丁寧に解説します。多くの方に一周忌のお布施の内容を理解いただけるように3つ以上のポイントで解説しています。

表書き

表面・表書きは封筒の「御布施」もしくは「お布施」とし、袋の中央より上に縦書きをします。
前述のとおり、本来お布施は法要への対価ではありませんから「読経料」とは書かないように注意しましょう。ここは宗旨宗派問わず重要な部分です。

名前・氏名

表書きの真下には、施主の名前をフルネームで縦に書きます。施主の名前ではなく「鈴木家」「佐藤家」のように「〇〇家」と表に書いても問題ありません。
これらはお通夜、お葬式、四十九日でも一周忌でも同じです。また浄土真宗などの宗旨宗派ごとの違いはありません。

金額

裏面に金額を書く場合もあります。既成のお布施袋で金額を記入する欄が設けられていれば、必然的に金額を書くことになります。金額を書く欄が設けられていないタイプ、奉書紙や白い封筒をお布施袋として使う場合には、金額は書いても書かなくても、どちらでも構いません。
なお、金額を書く場合、縦書きで大字(だいじ・旧漢字・旧字体のような文字)を用いて、漢数字も含めて金壱萬圓、金伍萬圓などというように書き、横書きの場合は数字で書き、3万円ではなく\30,000-、5万円なら\50,000-などと書きます。通夜や葬儀で使用される香典などの不祝儀ではないため、お札は新札でも問題ありませんが、お札の向きは肖像画が封筒が開く側になるように入れるのが一般的です。
その他、郵便番号や住所については書いても書かなくてもどちらでも問題ありませんが、最初から郵便番号や住所を記載する欄が設けられているお布施袋であれば書いた方が良いでしょう。それ以外の電話番号等は書く必要はありません。

その他封筒について

香典と同じような市販の袋や封筒ですが、不祝義ではないため水引はなくてもよく、白の無地の封筒などでも代用できます。
また封筒の場合は中袋にお金を入れて、さらに封筒に入れるのがマナーです。香典や御布施を入れるための封筒はたいていの場合、二重封筒と言われる、中袋と外袋がセットになっている商品があります。
用意できるのであれば奉書紙や半紙を用意することがよいマナーともされています。
全国一律ではありませんが、関東や関西などの地域差によっては黒白または黄白の水引が付いた封筒を利用する場合もありますが、あくまでも地域風習のため近隣の方や現地の葬儀社などに確認しておくこともおすすめします。

3. お布施の袋に書く際の注意点

葬儀も法要も同様ですがお布施袋は、香典とは違い、薄墨を使わずに通常の濃さの墨または筆記具を用いて書きます。昔文書を書くときに毛筆を使用していた名残で、現在でもあらたまった文書を書く際には毛筆を使用することが望ましいとされています。
とはいえ、毛筆を使用するのは難しいという方が多いと思いますので、できるだけ筆ペンを使用すると良いでしょう。

4. 「御車代」「御膳料」の書き方も心得ておきましょう

一周忌法要では、お布施の他に御車代や御膳料が必要になるケースもあります。
御車代も御膳料も、各表書きの真下中央にお布施と同じように施主の名前をフルネームで書くか、「〇〇家」と書きます。金額や住所についてもお布施と同様です。自宅でする場合も葬儀社の葬儀場でする場合にも必要となります。
御車代は市内住所からであれば5千円から1万円、遠方や高速道路の利用などがある場合はそれらを加味して準備をします。

また御膳料についてはあらかじめ食事・会食を一緒にしてもらえるように依頼するか、持ち帰り用御膳を手配するのかを確認しておきます。どちらも不要ということであれば御膳料を準備しておきましょう。御膳料の目安は5千円から1万円となり、お布施とは別でそれぞれを用意します。
これらは通夜や葬式においても同じもので、香典の場合は割り切れる数字である偶数を避ける=故人との繋がりが切れることを連想させるため、お札の枚数や金額などにこだわりがありますが、お布施の場合は基本的にそれらのこだわりはありません。
また、位牌や仏壇、墓を建てた際の納骨や永代供養をするとき、また墓参りなどの供養の時も同じように準備をしておくのが一般的となっています。

5. お布施の渡す際のマナーやタイミング

お布施を渡すときのマナーは、厳密には直接手で触らないように切手盆(きってぼん)などの小さなお盆や袱紗(ふくさ)などを事前に手配をしておきましょう。また今後、新しく袱紗を手配するのであれば、黒や紫など暗色系のものをおすすめします。特に紫などは冠婚葬祭などの慶事弔事問わず使えるので便利です。

お布施を渡すタイミングですが、喪主や施主ができるだけ手渡しする方が望ましいですが、準備や打ち合わせで慌ただしくしている場合もあり、家族や親族などが丁寧にサポートしてあげると良いでしょう。
当日僧侶・お坊さんが到着して、事前に時間がありそうな場合は事前でも挨拶と同じタイミングで問題ありませんし、準備などで忙しそうであれば、終わった後でもお礼を兼ねて渡すことも問題ありません。また葬儀屋の会館で行う場合は葬儀場スタッフに時間の調整を伝えるのもよい事です。

6. 今回のまとめ

今回はお布施の表書きや書き方についてお伝えしてまいりました。
注意点は表書きには料金や費用を表すような言葉ではなく、御布施と書くことが一番のポイントです。名前を書く場合はフルネームでも家名として○○家のみで構いません。
また御車代や御膳料をお布施とセットで渡す際には、同じ封筒にはせず、それぞれ別の封筒にして渡すようにしましょう。
通常、お布施をお坊さんに渡すのは一生のうちに何度もあることではなく、不慣れなことだとは思いますが、失礼が生じないよう表書きの書き方含めてきちんとしたマナーを身に着けておきたいものです。

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