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葬儀のいろは
2021.11.24

納棺の儀式。用意するものは何?

「納棺」とは亡くなった方を棺桶に納める儀式のことを指します。以前映画で納棺師が取り上げられたこともあり、知名度が徐々に上がってきています。単に亡くなった方を棺桶に納めるだけではなく、御髪や服装を整えて故人が愛用していた品や思い出の品を一緒に納めるなどして、旅に立つ準備を整える意味があります。遺族や故人にとっても大切な儀式になるため、納棺とはどのようなことを行う儀式かご案内いたします。

【目次】
1. 納棺の儀式とは
2. 親族が準備する品
3. 死化粧とは
4. まとめ

1. 納棺の儀式とは

納棺の儀式は一般的に親族が立ち会い通夜の前に行われます。最初に「湯灌の儀」と呼ばれている儀式を行います。故人の体を清めて、生に対する煩悩を断ち切って、来世に旅立つ準備を行う意味があります。湯灌の儀が終わると、次に納棺の儀式となります。まずは「末期の水」を故人に行います。末期の水は故人が渇きに苦しまないようにとの意味が込められており、故人により近い遺族から順番に故人の口を水で潤わせる儀式です。次に旅立つ順義として旅装束を故人に着けていきます。旅装束は仏衣、足袋、脚絆、手甲、頭陀袋、数珠、天冠、六文銭、編み笠、草履、杖などを葬儀社が準備してくれますので、遺族が中心となり故人の身に着けていきます。旅支度が終わったら、次に棺桶に移して上から布団をかけます。この時、棺桶に入れてあげたい物があれば一緒に納めます。最後に着衣に乱れがないかなどを確認してから棺桶の蓋を閉じます。

2. 親族が準備する品

納棺の儀式は故人にとっても遺族にとっても大切な儀式となります。納棺の儀式で立ち会うのは遺族や身近な方ばかりなので、気兼ねなく故人の肌に触れながらゆっくりとお別れができます。立ち会われる方の服装のマナーは地域によって異なります。儀式のため、喪服でなければならない場合もあり、私服でもよい場合があります。棺桶の中に入れる品のことを「副葬品」といいます。副葬品とは故人と一緒に埋葬される品の事で、日本では古代から副葬品の風習があり、死後の世界で過ごす故人のために選ばれていました。しかし、現代では思い出の品を副葬品にする場合が多くなりました。副葬品として入れていけない品は公害の原因になる品や爆発などの危険性がある品。貴金属やガラス製品などの不燃物。その他、カーボン製品など様々です。故人が愛用していた品や思い出の品は棺桶に入れる前に葬儀社に見せて相談しましょう。また、三途の川の渡し賃として六文銭を入れる風習があります。現代では六文銭を準備するのは大変なので、現代のお金を入れてあげたくなりますが、厳密には「貨幣損傷等取締法」に触れる恐れがあるため推奨はできません。代わりに葬儀社が六文銭を印刷した紙を準備してくれます。

3. 死化粧とは

「死化粧」とは納棺の前に顔を美しく整える事を言います。単に綺麗に整えるだけではなく、故人の肌の保湿を守り、生気を失い変化していく故人の顔を生前の顔に近づけ遺族を慰める役割もあります。死化粧は現代ではエンゼルメイク、エンゼルケアとも呼ばれており、一般的には産毛や髭を剃ったり、御髪を整えたり、薄く化粧を施します。死化粧は医療関係者や葬儀社が執り行う事が多いですが、遺族が同席して化粧を施す事も出来ます。

4. まとめ

近年の葬儀式は簡素化が進み省くことも多くなってきましたが、それぞれの儀式には意味合いがあります。故人との最後の儀式となるため、後悔が残らないよう、意味合いを理解して執り行いましょう。

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