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葬儀のいろは
2022.09.21

エンディングノートと遺書(遺言書)の違いとは?

エンディングノートは、遺書(遺言書)と比べると、比較的新しく始められた文化です。そのためこの2つの違いをはっきり把握している人は、少ないのではないでしょうか。エンディングノートと遺書の内容は、書き分ける必要があり、それには法律が関係しています。家族間のトラブルを防ぐために、違いを理解してからエンディングノートを書き始めましょう。

【目次】
1. 大きな違いは法的効力の有無
2. 最も有効な遺言書は公正証書遺言
3. エンディングノートと遺言書、どのように書き分けたらいいのか
4. まとめ

1. 大きな違いは法的効力の有無

エンディングノートと遺言書の大きな違いは、法的な効力があるかないかという点です。

エンディングノートに相続や財産について書くこともありますが、あくまでも故人の希望の範囲にとどまってしまい、必ずしも希望が叶うとは限りません。これに対し、遺言書に書かれた内容は、法的な根拠に基づくため、効力を発揮するのです。

とはいえ、遺言書に書かれた内容のうち、法的な効力を発揮するものは限定されており、全てが認められるわけではありません。具体的には、遺産の分け方・婚外子の認知、遺言執行者・お墓の継承者・生命保険受取人・未成年後見人などの指定について、相続・遺贈などが、遺言書によって効力を発揮すると定められています。

なお、遺産を分割するときには、法定相続分よりも遺言書に書かれた内容が優先されます。

2. 最も有効な遺言書は公正証書遺言

遺言書は、書き方によって3種類に分けられます。

自筆証書遺言

文字通り、本人が紙とペンを使って自筆で書く遺言書のことを指します。誰でも気軽に書くことができますが、書き間違いがあった場合や、既定の書き方でなかった場合に、遺言書の内容が無効になってしまう場合があります。

公正証書遺言

公証役場に出向くか、または公証人が自宅や病院へ訪問した上で、本人が口頭で述べた内容を公証人が文章にし、法の規定に沿って公正証書として作成した遺言書のことを指します。費用はかかりますが、病気などの理由で文字が書けないケースや、身体が不自由で意思を伝えることが難しくとも、公証人が確認した上で作成していきます。また、原本が公証役場に保管されるため、この遺言書が最も有効とされています。

秘密証書遺言

公正証書遺言と同じように、公証役場で手続きしますが、内容が公証人にも秘密となります。あまり使われていないのが実情です。

3. エンディングノートと遺言書、どのように書き分けたらいいのか

エンディングノートと遺言書は、先述した法的効力のほかに、いつの希望が書けるかという違いもあります。

エンディングノートは、法的効力はないが、生前・死後両方の希望を書くことができます。遺言書は、死後の希望のみを書くもので、法的な効力があります。例えば、延命治療や介護の希望の有無は、遺言書に書くことはできません。このため、エンディングノートと遺言書は両方作成しておくと安心です。

ただし例外があり、「任意後見契約書」と言う公正証書があります。これは、認知症で判断能力が衰えた場合に強制力が発揮されるものです。また、身体が不自由になった場合に、「財産管理委任契約」を交わしてあれば、これにより強制力が発揮されますので、必要があれば作成しておくと安心です。

4. まとめ

エンディングノートも遺言書も、自分の意思がはっきり示せるうちに作成する必要があります。
大きな違いはエンディングノートには法的効力がないということです。また、どちらも一度作成しても、後から書き直すことは可能です。

自分が伝えたいことをきちんとまとめたうえで、双方に適した内容を書いていくようにしましょう。

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